直木賞(2025年下期)

2025年下期の直木賞候補作について、ネタバレなしでのあらすじ感想をお話しています。

直木賞(2025年下期)

直木賞候補作(2025年下期)のレビュー 5/5【女王様の電話番】

主人公は20代の女性ですが、色々ありまして新卒で入った会社を辞めて、現在アルバイトをしています。そのバイトの内容が、いわゆるSMサービスを提供する性風俗店の電話受付です。ですから、タイトルが「女王様の電話番」なんですね。風俗店を舞台としてはいますが、内容は健全ですのでご安心ください。
直木賞(2025年下期)

直木賞候補作(2025年下期)のレビュー 4/5【家族】

こちらは、現実で起こったある事件をモチーフにしたクライムサスペンスとなっています。ある日、憔悴し切ったた女性が、全裸の状態で交番に駆け込みまして、そこで本作品の根幹になっている事件が発覚します。どうやらその事件の内容は、ある女がいろんな人から金を騙し取っているらしいとのこと。
直木賞(2025年下期)

直木賞候補作(2025年下期)のレビュー3/5【神都の証人】

昭和18年の戦時中からスタートする作品でして、ジャンルとしてはリーガルサスペンスとなります。ざっくり言ってしまうと、ある一人の弁護士が死刑判決を受けた男の冤罪を晴らすといった物語ですね。本作の舞台である戦時中は、今でいう警察の力がものすごく強くて、司法制度も全く整備されていないので、いわゆる検察側のやりたい放題。
直木賞(2025年下期)

直木賞候補作(2025年下期)のレビュー2/5【白鷺立つ】

江戸時代を舞台とし、僧侶を主人公とした歴史小説になります。この作品をご紹介するにあたってまず一番にご紹介しなければいけないのが「千日回峰行」についてです。お坊さんって、色々と修行をするイメージがあると思うのですが、その中でも最も過酷とされているのが、この千日回峰行という名の修行です。
直木賞(2025年下期)

直木賞候補作(2025年下期)のレビュー1/5【カフェーの帰り道】

大正から昭和にかけての戦争真っ只中、あるカフェーで働く女性たちの姿を描いた連作短編小説。カフェーとは当時の言葉で、その実態は今でいう居酒屋とキャバクラの中間みたいな飲食店を表すようです。そこで働く女性は、当時の言葉で言う「女給さん」で、本作の主人公となる人物たち。