今回ご紹介するのは伊坂幸太郎さんの大人気小説「殺し屋シリーズ」についてです。
現在4作品刊行されている大人気シリーズなのですが、シリーズ全体の魅力は他の記事で詳しく書いておりますので、各作品それぞれがどんな内容なのかについて、掘り下げて書いていきたいと思います。
※ネタバレはありません。
このシリーズは、とにかく殺し屋のキャラクターが魅力的だというお話を前の記事でもしたんですけれど、その愛すべき殺し屋達についても、ネタバレにならない範囲でそれぞれ紹介していこうと思います。
今回最新作である第4作目『777』(トリプルセブン)についてご紹介します!

こちらは2023年刊行の、シリーズ最新作です。
あらすじ
こちらは2作目に登場した「天道虫」が再び登場します。不運で気弱なキャラですね。
舞台はある高級ホテル。天道虫はまたしても「簡単で安全な仕事」と言われそのホテルを訪れるのですが、案の定そこには様々な目的を持った殺し屋達が集まってきます。
この作品も、2作目の『マリアビートル』くらい個性的な殺し屋が出てきますので、ご紹介させていただきます。
- マクラとモウフ
もう名前がいいですよね(笑)女性の2人組で、布団やシーツといった布を武器にして戦います。
- 6人組
美男美女の集団で、他人を見下したような態度が鼻につく若者集団。吹き矢を武器にします。
- ココ
彼女は「逃し屋」と呼ばれていて、その名の通り誰かを逃すことを専業としています。
高齢の女性ですが、パソコンがめっちゃ強いというギャップもあります。
- 高良(コーラ)と奏田(ソーダ)
これはもう名前が面白いだけ(笑)
大体以上になります。
こんな奴らが集結しているので、とんでもないトラブルが色々と起こります。ただ、天道虫も一流の殺し屋なので簡単にはやられず、なんとかそれを掻い潜っていきます。
天道虫は無事にホテルから脱出できるのか、そして殺し屋達の目的とは、そう言った物語です。
特徴
こちらはですね、2作目で紹介した『マリアビートル』とかなり空気感が近い作品なので、特徴はかなりそちらと重なってしまいます。
特徴的なキャラがとにかくたくさん出てきて、とにかく物語の「疾走感」に全振りした、とにかくエンタメ要素溢れた作品です。
ただ、『マリアビートル』が新幹線を舞台としたものであったのに対して、本作は場所がホテルとなっています。
なので、監視カメラやエレベータを利用したそれぞれの駆け引きがあったりとか、果たして「脱出できるのか」といった新たな要素はもちろん入っています。
マリアビートルが面白いと思った方に対しては、それがアップデートされて帰ってきた!と捉えられる要素だと思いますので、ここまで殺し屋シリーズを追いかけてきた方には是非読んでいただきたいです。
あとはキャラクターについても、この作品も最高ですね。ネタバレ防止のため、あらすじの段階では紹介していなかったキャラもいるので、そちらにもぜひ出会ってほしいと思います。
シリーズ4作目にもなって、これだけ魅力的なキャラを生み出せるって本当なんなんですかね(笑)凄すぎます。マジでテニスの王子様の作者くらい凄いです。
これからも本シリーズの続編が出てくれることを切に願っています!


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